23Sep
ジュリア・キャメロン氏の著書で、「ずっとやりたかったことを、やりなさい(原題:Artist’s Way)」という本を、一時期よく読み込んでいました。
サンマーク出版
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この本、いろいろなワーク(やってみて自分の変化を促すモノ)が乗っていて、3か月かけて自分の状況を変えていこう、という流れになっています。
なので、読むのはすぐでも、やりこんでいかないと意味がないので、1冊終えるのに3カ月かかります。
がっ。
このワーク、かなりいいのですよ。
芸術家肌だけど、自分は才能がない…と思っている方にはお勧めです。
そう、まさにわたしが、それ!
インプット右脳、アウトプットも右脳タイプのわたしは、なにもかも下手ではあるけど、絵を描くのも歌を歌うのも工作もピアノを弾くのも、好き。
だけど、「下手下手、才能ないんだからやめておいたほうがいい」、と、身近な存在だった人に言われ続けて、「わたしはやってはいけない」「お金になる仕事しかやってはいけない」と思いこんでいたんですよね。いつのまにか。
この本では、下手でもなんでもいいから、子供の心に戻って、「自分の中の子供」と一緒に、芸術的なことを楽しみなさい!ということが言われています。
自分の中の子供がやるわけですから、下手で当然。だれでも最初は下手ですからね。
そうして、まずは他人の目の批判にさらさず、自分と「自分の中の子供」だけで、思いっきり楽しんでみる、そうすることで癒されて、傷ついて輝きを失っていた創造性が育ってくる、という流れになります。
小さな子どもと一緒に生活していると、彼らは元々、すばらしい創造性を持っていることに気がつきます。
自分で考えて何かを作り出したい。それって、本能というか、本性というか。そんな気がする。
ですから、わたしたちも、本来はそれぞれ創造性を持っているはずなんだと思うんですよ。
大人になる過程で、何かしらの原因で、それが曇っているだけ、なのではないかな。
いろんな啓発書がありますが、自分の中の小さな、傷ついてしまった芸術家を元気付けてあげるのには、この本のワークって、本当にいいです。
原題がArtist’s Wayというタイトルなので、芸術関係以外の人は、自分のことじゃないや、と興味をもたれないと思いますが、一読の価値はあると思います。
ただ…翻訳のものなので、文章に若干のとっつきにくさはあるかも。
しかししかし、心が傷ついて萎縮してしまって、何がしたいのかわからない、自分が何を欲しがっているのかわからない、という人には、この本のワークを丁寧にやってみてほしいなあ。
そうして、心の中の小さな子を、癒してあげて欲しいです。
わたしは、子供は宝、子供は希望そのもの、と思っています。
自分の中にも、希望そのものの「小さな子ども」が住んでいるんですよね。
自分であるからおろそかにしがちですが、「わたしの中の子供」も、希望そのものなんです。
ちゃんと大事にしてあげないと。
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