9Aug
わたしは、宋 文洲氏のメルマガをとっているのですが、
彼の視点はなかなかするどく、日本人には言いにくいことを
ズバッと言ってくれるので、大変興味深く読んでいます。
わたしがかねてから思っていることで、言いにくいことを
言ってくれちゃったときなんかは、本当に痛快です。
宋 文洲氏のメルマガ
http://www.softbrain.co.jp/mailmaga/index.html
今回の「厚顔のススメ」が、
前回アップした記事とシンクロしていたので、
なんか嬉しくて、記事アップです。
「厚顔のススメ」は、まだバックナンバーが
アップされていないのですが…
以下、宋さんのメルマガから引用。
正直にいって今の日本は80年代に留学して来た時よりずっと住みにくくなりました。空気がきれいになり店もお洒落になったのになぜ住みにくいかというと、それは「社会の寛容さ」が失われつつあるからだと思います。
私の個人的勘違いかもしれませんが、すぐキレる人、些細なことに難癖を付けてくるクレーマー、学校の先生に当たり散らすモンスター・ペアレント、官僚と政治家が日本を駄目にしていると思い込む「正義の市民」・・・。人に厳しい人が増えると社会は住みにくくなる、これはもう昔から変わらないことです。
寛容の本質は人を許すことですが、「人」の中に自分も含めなくてはなりません。「空気」と異なる他人を許すと同時に、「空気」と異なる自分も許さないといけません。「空気」と異なる自分を許すとは勇気を持ち、「厚顔」になることです。
…と、このメルマガを読んで、以下のことを思いました。
日本は「社会の寛容さ」がきわめて少ない社会になっていると思いますが
今後、改善していけるのかどうか…
私はいま、2歳の息子を育児中ですが、子供の教育が鍵になるはずだと
思っています。おおらかな子に育って欲しいと思いますが
自分の子だけでなく、ほかの子もおおらかになってほしい。
そうでなければ、社会は寛容になっていかないですよね。
そう思って、子供の情操教育、というか、おおらかな子に育つ環境を
少しでも作ってあげたいと思い、絵本レーベルの立ち上げを軸にして
子供に関する事業を立ち上げたいと思っています。
いまの日本は住みにくいと思いますが、やはり日本のことは好きですから…
将来の、息子たちの世代が大人になるころのために、
今できることから、やっていきたいですね。